

当院にはテニスを趣味としている方がよく来られますが、その内の多くの方が、ひじの痛みを訴えられます。
一般的に「テニス肘」と呼ばれる疾患が原因となっているのですが、実は、テニス肘は肘だけ見ていてもなかなかよくなりません。
では、肘と併せてどこを見る必要があるのでしょうか?
テニス肘とは?

テニス肘は、テニス選手やテニスを趣味としている人に多く見られることから、その名前が付けられています。医学的には上腕骨外側上果炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と言います。
肘を曲げたときにポコッと骨が出ている部分を見つけることができると思いますが、その場所が上腕骨の外側上顆にあたります。
上腕骨の外側上顆には、長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)、短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)が付着しており、それらの筋肉のけん引力によって、外側上顆の周囲に炎症を起こすのです。
テニス肘は、それほど珍しい整形外科的疾患というわけではありません。
厚生労働省の調べによると、2014年のテニス肘の患者数はおよそ18,000人ということです。
テニス肘の原因と症状
テニス肘の概要について知って頂いたところで、次に、整形外科的に見たテニス肘の原因や、症状の特徴をご紹介します。
テニス肘の原因

テニス肘は、テニスやバドミントンなどをする際にバックハンドストロークの動作を繰り返すことが原因となって、外側上顆に負担がかかり、炎症を起こすと考えられています。
テニス肘を引き起こす主な筋肉である長橈側手根伸筋と、短橈側手根伸筋には、手首を撓屈(親指側に曲げること)したり、背屈(手首を反らすこと)したりする働きがあります。
バックハンドストロークをする際、手首を反らしたり親指側に曲げたりすることで、長橈側手根伸筋や短橈側手根伸筋が収縮します。
その牽引力によって上腕骨の外側上顆に負担がかかり、テニス肘を発症するリスクが高くなると説明されています。
テニス肘の症状の特徴

テニス肘を発症すると、バックハンドストロークをおこなったときだけでなく、雑巾を絞るときやドアノブを捻るとき、雨戸を閉めるときなどにも痛みがでます。
逆に言うと、このようなときに使う筋肉に着目することで、テニス肘を根本から改善することが期待できるのです。そのあたりの事情に関しては、次項で詳しく解説したいと思います。
テニス肘を治すのに時間がかかる理由

いったんテニス肘を発症してしまうと、完治するまでに時間がかかるものです。
なぜなら、手は使わないでいる事が難しい場所ですし、完全にテニスを休みたくない人が多いからです。
そして、テニス肘を治すのに時間がかかる理由は他にもあります。
肘しか見ていないから

日本の整形外科では画像診断に基づいた治療がおこなわれます。テニス肘を訴えて病院や整形外科を受診すると、まずはレントゲンを撮って骨の状態を確認します。
その結果、ほとんどのケースで「異常なし」と診断が下ることになります。そのため、治療法も湿布や痛み止め、電気治療といった対症療法しかおこなわれないのです。これではテニス肘の完治に時間がかかるのも当然だと言えます。
先述したように、テニス肘を発症させる主な筋肉である長橈側手根伸筋と短橈側手根伸筋には、手関節(手首)を橈屈させたり背屈させたりする働きがあります。
そのため、雑巾を絞ったりドアノブを捻ったりする際に痛みが生じるわけです。ということは、テニス肘を治療する場合、肘関節だけでなく、手関節も併せて見る必要があるのです。
手関節には手根骨(しゅこんこつ)と呼ばれる小さな骨が7つあります。
手根骨自体は靭帯で結合されていますが、それでもある程度の可動性があります。
ある程度の可動性があることによって、手首にかかる負担をクッションのように吸収してくれるわけです。
そのクッション機能が低下すると、結果として肘関節への負担が増すのです。テニス肘を改善するのに、手首を見ることの重要性をご理解いただけたのではないでしょうか。
全身のバランスを見ていないから

テニスだけでなく、野球やゴルフなど、体幹の回旋をともなう動作をおこなう場合、よく「腰の回転で打ちなさい」と指導されます。
実は、この指導法が医学的に全く正しくないことをご存じだったでしょうか?
どういうことかというと、腰はそもそも回旋するように作られていないからです。
実際は、股関節を外旋させたり内旋させたりすることによって、体幹の回旋動作が生まれるわけです。そのことを無視して「腰を回そう」と思うから、腰痛を発症してしまうのです。
テニス肘も同様で、本来なら回旋するはずのない腰を回旋させようとするため、いわゆる「手打ち」になってしまい、テニス肘を発症するリスクが高くなるのです。
どんなスポーツにも言えることですが、「股関節が固いとケガをしやすい」ということには、ちゃんと医学的根拠があるのです。
そのため、テニス肘を改善する際も、全身のバランス、特に股関節の可動域を注意深く観察する必要があります。肘だけを見るのは対症療法に過ぎないことを忘れてはいけません。
さいとう整骨院でのテニス肘に対する施術法
ここまでの解説でご理解いただけたことと思いますが、テニス肘は肘関節だけ見ていてもなかなか良くなりません。そこで、さいとう整骨院では、以下のような方法で、テニス肘の根本的な改善に取り組んでいます。
肘関節にかかる負担を減らす

テニス肘は、上腕骨の外側上顆に繰り返し負担がかかることで発症します。そのため、肘関節にかかる負担を減らすことが重要となります。
具体的には、長橈側手根伸筋や短橈側手根伸筋の筋緊張を緩め、外側上顆に対する牽引力を弱める施術がおこなわれます。
そこで効力を発揮するのが、当院独自の微弱電流治療器です。
筋肉に対して弱い電流をかけることによって、効果的に炎症を鎮め、筋肉を緩めることが可能となっています。
手関節の可動域を増す

手関節の可動域が低下すると、より「手打ち」になってしまうため、肘関節にかかる負担が増してしまいます。そこで、当院では手関節の可動域を増す施術もおこなっています。
手首にはたくさんの小さな骨があり、靭帯や腱が密集しています。そのため、手関節の可動域を高めるためには、熟練の手技が求められるのです。
整骨院に勤務している柔道整復師は、3年にわたって生理学や解剖学といった医学的知識を学んだうえ、国家試験に合格している、いわば骨や筋肉に関するスペシャリストです。
どの筋肉を緩めればどこの関節にかかる負担を減らせるのかを熟知しています。特に手首には小さな骨や細い腱が密集しているため、柔道整復師の専門知識が役に立つのです。
全身のバランス調整をおこなう

私は子供のころから野球に親しんでおり、股関節の重要性をよく理解しています。
テニスも野球と同様、体幹の回旋をともなうスポーツであるため、股関節の可動域が非常に重要となります。
実際に体幹を左右に回旋してみると、どこかで引っかかったり、痛みが出たり、違和感が生じたりするものです。
その違和感の元を取り除くことで、体幹をスムーズに回旋できるようになり、スイングの際の肘への負担を減らすことができます。
また、そのような動作を習得することによって、再びテニス肘を発症することがないよう、予防につなげることもできるのです。
テニス肘が治らない方はさいとう整骨院までご相談ください
テニス肘はなかなか治らないと言われていますが、それはテニス肘の本当の原因を取り除いていないからです。
もしテニス肘の治療の際、肘しか見てもらっていないのであれば、一度、さいとう整骨院までご相談ください。もしかしたらその痛み、肘以外に原因があるかもしれませんよ。
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